一頭共同予約購入モデル事業

アニマルウェルフェアで育った食品は、まだ一般に見かけることは多くありません。そこでラシクラブでは、消費者があらかじめ一頭を共同で予約購入することによって、生産者が安心して動物を育てられることを目指しています。

販売先が見つからなければ、大事に育てることもできません

アニマルウェルフェア食品の主な流通先は飲食店など企業向けであることが多く、一般の消費者に向けて販売されることはあまりありません。アニマルウェルフェアで育った食品は、私たちが普段スーパーで買っている肉とは規格も味わいも違うので、一般の流通市場ではなかなか取引されないためです。

生産者にとって、一頭分の食肉を全部売り切るだけの販売先が見つからなければ、アニマルウェルフェアで育てる動物をなかなか増やせないのが実状です。

消費者が共同で予約購入することで、新たな販売先を生み出します

消費者への販売先が見つからないなら、消費者がまとまって新たな販売先を作ろうというのが、ラシクラブが提案する一頭共同予約購入モデルです。消費者がアニマルウェルフェアで育った食肉を予約購入し、その予約購入を一頭分にまとめあげます。そうすると生産者は確実な販売先があることで安心してアニマルウェルフェアで育てることができます。