【岩手県】なかほら牧場

牛乳・乳製品

生産者さんの概要

所在岩手県下閉伊郡岩泉町上有芸水堀287
家畜乳牛
主な認証
加盟団体など
(一社)アニマルウェルフェア畜産協会 正会員
AW畜産農場認証
AW畜産食品事業所認証
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アニマルウェルフェア畜産認証の第一号農場に認定されています。

岩手県の北部、標高700~850mの山地に位置し、山の植生を活用する「山地(やまち)酪農」という手法を用いて“牛なり・山なり・自然なり”の放牧酪農を行っています。

野シバ・野草・クマザサなど在来野草地での昼夜自然放牧、輸入飼料不使用、農薬・化学肥料不使用、自然交配・自然分娩・生後2ヵ月程度の母乳哺育など、国内2万戸弱ある酪農家でもほとんど行われていない飼育管理法を確立しています。

アニマルウェルフェアへのこだわり

飢えと渇きからの自由

一年中放牧し、餌は山に自生する野シバなどの野草を食べたいときに食べられる状態です。水も、山に流れている沢の水や井戸水を飲みたい時に飲める状態です。

恐怖や不安、抑圧からの自由

約147ヘクタールの広大な山地に約140頭の牛が自由に過ごしています(授乳時は授乳舎へ入れます)。

肉体的苦痛と不快からの自由

牛は寒さに強く、暑さに弱い生き物です。岩手県は夏場も比較的涼しく、標高約800mの山には林の木陰あり、山のふもとには気持ち良い風が吹いています。牛たちは自分の快適だと思う場所に自由に移動しています。

外傷と疾病からの自由

牛の除角や断尾は行いません。削蹄も不要です。疾病については、治療や薬の準備もしていますが、できるだけ自然の治癒に任せるようにしています。そのためには、牛の調子を見極める目が必要です。毎日すべての牛の状態を確認し、不調のサインを見逃さないよう努めています。

正常な行動ができる自由

搾乳時以外は常に放牧しています。繁殖についても自然交配、自然分娩、母乳哺育(生後2ヶ月程度)を採用しており、可能なかぎり自然の牛に近い育成環境を維持しています。

アニマルウェルフェアへ取り組んだきっかけ

創設者で初代牧場長の中洞 正は、実家が乳牛を育てており、幼少期から牛が大好きでした。小学校高学年には酪農家になることを決意します。そして、東京農業大学農学部在学中に猶原恭爾(なおはらきょうじ)博士が提唱する山地酪農を学び、卒業後、岩手県岩泉町で酪農を開始しました。山地酪農を学んだことをきっかけに、近代的酪農、工業型酪農のいびつさを真剣に考えるようになります。大量生産を戒め、自然環境に従い、家畜を慈しみ生きとし生けるものと共生しようという考えから、24時間 365日、畜舎に牛を戻さない通年昼夜型放牧、自然交配、自然分娩などを行いました。農業の本質は人間の命とともに永遠であるべきという信念に基づいて、健康な牛を育成し、牛乳・乳製品プラントの設計・建築、商品開発、販売までを行う中洞式山地酪農を確立しました。

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なかほら牧場の乳製品のおいしさのポイントは「草食」と「放牧」です。

山に自生する在来野草を主体とした粗飼料による飼育と、1年を通して山の中でのびのびと放し飼いすることで、母牛にストレスがかからず、おいしくて健康なミルクを提供してくれます。牛種は、乳脂肪分が高いことで知られるジャージー牛が中心です。牛乳の風味を損なわないよう、仕上げは「ノンホモ・低温殺菌」。時間が経つと、瓶やグラスの周りにあらわれるクリームのラインは、ホモジナイズ加工(脂肪球の均質化)をしてない“自然のまま”の証です。

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https://shop.nakahora-bokujou.jp/
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