生産者さんの概要
所在 | 北海道札幌市清田区有明216番地 |
家畜 | 鶏(鶏卵) |
主な認証 加盟団体など |
3000羽の鶏を開放鶏舎で平飼いしています。農園に併設する直売店「コッコテラス」では生卵はもちろん、自社でスイーツも製造・販売しています。
アニマルウェルフェアへのこだわり
飢えと渇きからの自由
餌はホッパーによって自動で減った分だけ出てくるようになっており、いつでも好きなだけ食べることができます。水は常時給水していて、ピックをつつくと新鮮な水が飲めるようにしています。
恐怖や不安、抑圧からの自由
平飼いしており自由に運動することができます。夜になると高いところにある止まり木に止まって寝て、朝になると産卵箱に自然に移動してその中で卵を産みます。
肉体的苦痛と不快からの自由
開放鶏舎で風通しを良くしており、冬はカーテンで冷気を遮断するようにしています。敷料に木材チップを使用しており、チップが鶏糞と混ざって発酵することで、いつもサラサラな地面になっています。
外傷と疾病からの自由
卵を産み始める前にくちばしの先を少し切ります(デビーク)が、神経の通ってないところを切るので、あまり苦痛には感じていないと思います。鶏は自然につつき合うので、鶏が傷ついてより酷い痛みを伴うことを防いでいます。
正常な行動ができる自由
1坪(3.3㎡)あたり17羽の低密度で飼育しており、平飼いによって自由に運動ができ、鶏たちはいつも地面をつつき回っています。鶏舎は開放鶏舎なので、自然な日光が差し込む環境です。
アニマルウェルフェアへ取り組んだきっかけ
もともと初代は北海道開拓の入植者で、代々野菜農家を営んでいましたが、養鶏を始めたのは今の代からです。北海道で野菜農家をしていると冬場は栽培ができず、除雪の出稼ぎなどをしなければいけません。そうした冬場の収入源になると考え養鶏にたどり着きました。また野菜を育てる上で農薬散布が必要ですが、実は農家自身が農薬の健康被害を被ってしまいます。そこで安全に、そして後発で養鶏を始めるにあたって付加価値をつけるため、平飼いで、なるべく自然に近い状態で養鶏を行うことにしました。
生産者の商品を購入する
なるべく自然な状態で育て、餌は北海道産のものにこだわって、味を良くする魚粉や昆布を配合して安全でおいしい卵をつくっています。自然な習性に任せて卵を産むため、なかには地面で卵を産んでしまうこともあります。そうした卵は生食用としては販売せず、その卵を使って自社でスイーツを製造しています。
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